05 | 2011/06 | 07
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
カテゴリ

最新の記事

以前の記事

コメント

リンク

プロフィール

咲とやま裕二&千穂

Author:咲とやま裕二&千穂
丁寧に豊かに、できるだけ自分の手で暮らしをつくりたい。子どもをもってから、暮らしや考え方がシンプルになってきました。

2010年秋、広島市安佐南区沼田町の山里、戸山にUターン。家族3人、農の暮らしをはじめました。
オットの裕二は地元の「農事組合法人 戸山の郷中王」の職員として農業に取り組むかたわら、「咲とやま農園」農園長として無農薬・無化学肥料の野菜づくりに勤しんでいます。
ツマと子1号・ハル、2号・ユキ(2012年7月に誕生!)は森のようちえん まめとっこでのびのび育ってます。

●咲とやま(さとやま)農園●

森から田畑、川、海、そしてまた森…の循環と、私たちの心と体をつくる食べ物や環境を大切に考えて無農薬・無化学肥料で野菜や米を育てています。
モットーは「家族に食べさせたい安心安全な野菜づくり」。季節ごとの自然の恵みを生かした少量多品目栽培です。
地元・戸山をパッ!と盛り立てたいという想いと、里山の恵みをいただいた農と暮らしを目指して命名。広島市内中心部から高速4号線利用で約30分の「一番近い田舎」の戸山は、6月にはホタルも舞う、きれいな山里です。


げんぱつくん、ありがとうおつかれさま。わたしたちはげんぱつなしでくらしたい。

ご注文・お問い合わせ

野菜や取扱い商品のご注文、お問い合わせなどはこちらへどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文:

検索

FC2カウンタ

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「旬遊」vol.33に載ります

2011.06.30 00:54|その他お知らせ
咲とやま農園(…って、まだ動き出してないけど^^)のヨメ、
わたくし千穂が呼びかけして立ち上げた野外自主保育「森のようちえん まめとっこ」が
広島の素敵ハイクオリティ情報誌「旬遊」vol.33(7月2~3日発売)で
紹介していただけることになりました。

svol33cover.jpg

第1特集の「自然に寄り添う暮らし」に登場します。
まめとっこが動き出してはじめての野外料理をした日に取材に来てくださって、
同じ子育て世代ママライター&ママカメラマンさんとも
森のようちえんの心地よさを分かち合えました。

事前にメールでインタビューを受けたんだけど、
ながーい間森のようちえんへの想いをあたためてきた私は
本当にいろんなことをたっくさん語ってしまった(汗)んだけども、
いつも素敵な記事を書かれる三桃さんが私の想っていることを
大切に丁寧にまとめてくださいました☆


ところで旬遊vol.33は、まめとっこのページはもちろん(!)、他のページもオススメです~。

原発のことをきっかけに知り合ったグローイングピースの石岡さん
(自然エネルギーの普及活動をされてます)、
広島有機農業研究会会長で神石こだわり農場をされている素敵な人生の先輩・伊勢村さん
(広島の有機農業会の重鎮だけど、やさしくてエネルギッシュ、若々しい!)、
三原の桜の山農場で無農薬・国産飼料にこだわって米づくりや養豚をしている
坂本耕太郎くん・梨恵子ちゃん夫妻。
ほかに、上関原発の問題に対して
シーカヤックで立ち向かってくださっているダイドック冒険学校の原康司さん。
などなど、確固とした想いとビジョンをもって暮らし、活動されている方々も登場されます。

私、まめとっこのことがなくても買ってるわー、次号の旬遊。
…ってぐらい、みなさんにもぜひ出逢ってほしい方々。
オーガニックや自然や循環する暮らし、に関心のある方にはぜーったいにオススメです。
旬遊HPの予告によると、まめとっこのわたくしは、敬愛するすばらしいみなさんの間に
挟まれているようなので、今になってドキドキが高まってきてしまいました。
おそれおおすぎます。。

旬遊は広島の主要書店・コンビニなどと、島根・岡山・山口の何店舗かでも扱われています。
ぜひぜひ、お手にとってくださいね。私、まるっこい顔で爆笑しています。


それと、ついでに。。
なんと、明日の朝日新聞朝刊の天声人語に、私の言葉が載るとのことですー。
「えぇぇ?!」でしょ。私、日本の片隅でひっそり生きている普通の主婦ですよ。
それがなぜ、かの有名な朝日新聞の、かの有名なコーナーに出るなんてことが起こるんでしょ。

たぶん、私のことに触れられるのはたった3行くらいなんじゃないかと思うんだけど、
よかったらそちらも見てみてくださいね。


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ:子育て
ジャンル:育児

お茶づくりのことなぞ

2011.06.29 02:31|食べものをつくる
沖縄から無事に戻り…日常生活に戻りつつある今日この頃。
どーしてもブログに書いときたい、特筆すべきことが山のようにあって、何から書くか迷っちまいます。

えーいやーーー!と何を血迷ってか、5月のことを書いちゃうぜ。


sSBSH0332.jpg

5月の半ばから2週間くらい、とにかくもう茶摘みに夢中でした。
子ども時代から散歩道にしている草道沿いに、大小のお茶の木があって、
朝に夕にと暇な時間を見つけてはお茶の木に通う日々。
装備も、何となく風流な竹かごから、しまいには年季の入った腰かごへとバージョンアップ。
石垣にしがみつきながら、ときには動物のうんこを踏んでしまいながらもひたすら茶摘みしました。

私をそこまで駆り立てたものはただひとつ。
茶摘みのときの、あの感触!!!
1芯2葉で摘み取るとき、何とも言えない手ごたえが指先から脳に心地よーく響いて、
わたしゃ茶摘みのトリコになっちまったのでした。


sSBSH0268.jpg

いやぁ、とにかく摘んだね。摘みに摘んだね。
でも…茶の木が豊富にあるわけではないので、一度に摘める量はたくさんじゃない。
むかーし田んぼの近くや石垣のそばに植えられたまま何十年も放置されてきた、
まさしく無農薬無施肥の天然オーガニックな茶の木たち。
それでも、摘んで摘んで、緑茶に加工してはじめて飲んだときのあの感動ったら!

sSBSH0285_20110629022244.jpg

湧きたつ香り。「芳醇」ってきっとこのこと。
色は薄いけど、香りと味がものすごい。鼻の穴の嗅細胞が全力で喜んでる感じ。


その後、長崎のお山のてっぺんに移住したケイコちゃんのまねをして紅茶づくりにもチャレンジ。
でも、忙しさにかまけて作業を延ばし延ばしにしてしまい、発酵もうまくいかず、
貴重なお茶の葉が妙なニオイになってしまい、たぶん紅茶づくりは失敗。。。

もしかして、今のうちなら茶摘みの時期にギリギリ間に合うか!?
明日雨が降ってなかったら、愛しのお茶の木の様子を見に行ってみて、できたら紅茶づくりリベンジしたひ。


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

テーマ:田舎暮らし日記
ジャンル:ライフ

今週の裕二

2011.06.27 23:11|作業日誌
6月20日
祖母収骨
小麦刈り取り

21日~22日
草刈り

23日~26日
沖縄旅行


祖母の収骨も無事に終了した。
この地域では、火葬場へ行かずに、地域の方の協力を得ながら野焼きする。

今まで、都会という都会では暮らしていなかったが、
野焼きというのは、初めての経験である。

しかし、現代の火葬と言うものは、2時間ほどで収骨となり、
受け入れるだけの時間がないと思う。

そういう意味では、野焼きというものは、伝えていきたい文化ではある。


その後、焦りつつ小麦の刈り取り、はざ架けとなった。

思えば、11月ごろに播種をし、
寒い中、麦踏みをし、
猫と戯れ、
いつの間にか、穂が出て、
いつの間にか、黄金色になり。

そして、いつの間にか出来ていた。

わし、何してたん…。

と、思うことはある。


今回の小麦は、味噌作りの為に使う予定である。

はざ架け



仕事の作業は、いよいよ草刈り作業が入ってきた。
待ってましたとばかりに雑草が伸びている。

法人での作業と同時に、大豆の播種、食用ほおずきの定植と忙しい。

猫の手も借りたいと言うが、我が家の猫では駄目だし、
監督の息子に手伝ってもらうと、作業が増えるし、
八方ふさがりとはこの事である。

23日からは、実母と沖縄へ旅行へ行くことになった。

いつも味方してくれていた「天」だが、
今回はそうもいかず、台風が来てしまった。

予定がくるってしまい、母がやりたかったことができなくなり、
申し訳ない思いをさせた。

農業もそうであるが、優先順位を考えて、柔軟に対応する能力を養う必要があると感じた。


流れる水の如く、柔軟な思考を持ちたいと思いつつ、
流れる水に流されてしまいそうになりながら今週も始まる。



ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

戸山地区町民運動会

2011.06.22 23:40|咲とやまの自然・文化


祖母の葬儀が終わった翌日、大量の洗濯物を畳んでいたらこんなものが出てきたよ。

第19回 戸山地区町民運動会 明治100年記念

明治100年…昭和43年のことだそうです。
フォントも絵のタッチもすんばらしいー。

これ、うちのものではなくて、町内会の備品として使われているものです。
葬儀のときの私たち家族の食事(おとき)を町内会の女性たちがつくってくれたときに使ったものらしい。

ものもちがいいというか…、
思いがけず古き良き時代(といっても私が生まれる約10年前だわ)に思いを馳せたひとときでした。


さてー!
明日から家族3人+岐阜の母で沖縄に旅行に行ってきま~す♪
沖縄ははじめて。
日本語教師していたくせに海外旅行も好きじゃなくて、
ビーチコーミング旅行以外の国内旅行にもそれほど出かけずの独身時代を過ごした私。
今回は母の誘いにのらせていただいての旅です。

個人的には何といっても楽しみは合間合間の浜歩きで、
なんとしてもタマゴウニと各種タカラガイ、ウニ類、サンゴ、海豆ちゃんだけは拾ってきたい。
こんだけ挙げて「だけは」と言っているあたり、やはり私は筋金入りのビーチコーマーだわな。


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

テーマ:田舎暮らし日記
ジャンル:ライフ

星空

2011.06.22 07:29|咲とやまの自然・文化
sSBSH0050.jpg

暗闇に点々と光る球。
ホタルの発光器。

人の声や音、パッとした光の刺激を受けても光ります。
「ホー、ホー、ホータル来い」の歌をホタルのいそうな川辺でうたうのも、合理的なんだね~。

戸山ではまだまだホタルが楽しめます。


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

テーマ:ロハス&エコロジーライフ
ジャンル:ライフ

佳き日

2011.06.20 23:48|かぞく・こども
祖母の葬儀がひとまず終わりました。

亡くなったのが夜だったので、翌日お通夜。
その次の日がお葬式、火葬の儀式。
そして今日、拾骨。
三日かけて、祖母や家族がお世話になっている地域の人々や自然に見送られて、
祖母は大きなまぁるい環のひとつに戻っていきました。

不思議だったのは、3日とも儀式や外での準備・片付けがある時間には雨がぜんぜん降らなかったこと。
そしてホタルが一番の盛りでした。
祖母とのお別れに集まった親戚や家族と、みーんなでホタルを見れた。
お通夜の夜も、お葬式の夜も。
きゃあきゃあ子どもたちと喜びながら童心に戻ってホタルを見ていたので、
近所の人からは不謹慎に見えたかな~。お通夜の夜は喪服姿だったし^^
でもきっと、ほほえましく見てもらえたんじゃないかな~って思います。

ホタルは本当にすごくって、子どもの頃見た光景がよみがえるようだった。
子どもの頃は、ホタルがすんごく多かったんだけど、
広島・呉を中心とする中国地方を襲った1999年の6.29災害で
戸山でも大きな水害があって、ホタルもホタルの卵も流されてしまって
翌年からホタルが激減していたのですー。
それで父が保護活動を始めたというわけなんだけど、
そのかいあって昔の光景が戻ってきたんだな。しみじみ。

今、父は来年放流する幼虫を育てるために、
ホタルの成虫をオスメス10匹ずつくらいつかまえてきていて、
湿ったミズゴケを入れた水槽に放しています。
もう卵を産んでるって。
小さな、糸くずにも満たんくらい小さな幼虫が生まれて、育っていくはずです。

咲とやまのホタル、ぜひ見にきてね。

ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

今週の裕二

2011.06.20 19:24|作業日誌
6月13日~6月17日

農業経営者学校(パソナ)
代かき
草刈り
田植え
植え田なおし


6月12日
送別会(愛知県春日井市)
祖母命日

6月13日
祖母葬儀


5月から始まった田植えも、とうとう(やっとこさ?)終了することができた。
農業1年生の私が、一人で田植えを出来るとは思っていなかったが、
案外出来るもので、サクサクと出来るようになった。

今年は2町程であるが、来年は9町程の面積になる。

段取り次第ではあるが、それも案外出来てしまうのではないかと、
軽く考えている。

毎週月曜日に受講している、「農業経営者学校」では、
経営シュミレーションをした。

勉強しに来たのに、ゲームかと思ってはいたが、
やってみると奥の深いゲームで、すっかりはまってしまった。

おまけに、これを機に「簿記3級」勉強を始めることにした。

農業では軽視されがちであった経理をしっかりとまとめ、
分析し、戦略を立ててみたいと思っている。

土曜日には、自衛隊時代にお世話になっていた職場の方が、
定年退職されるとのことで、愛知県に行き、送別会に参加した。

同日、祖母が亡くなり、直ぐ帰ることにはなったが、楽しい時を過ごすことができた。


祖母の葬儀についても、無事に終了した。

雨が降るとの予報であったが、外に出るときは雨が降らず、
最後まで、優しい祖母であったと感じた。

今年一番のホタルの飛散で、ホタル達も祖母を見送ってくれていた。


必ずこの世から去る時は来るが、
子供たちの為に、より良い未来を残してやろうと決意しつつ、
今週も始まる。


米ぬかの乳酸発酵も、良さそうな状態になっている。

広がる菌





ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

いのちがふるさとに還るとき

2011.06.18 02:47|かぞく・こども
祖母が亡くなりました。
第2次世界大戦中は満州に渡り、お金持ちの家の女中として過ごし、
日本に引き揚げてきてから二十歳くらいで10も年上の祖父に嫁ぎ、ずーっと戸山に暮らした祖母。
その頃の祖父は、もうすでに髪の毛が薄く、祖母から見たらオジサン。
なんでこんなところに嫁がされたのか…と泣いたそうだけど、
その後4人の男の子を産み、苦労しながら育てた祖母。

ここ7、8年くらいは認知症になり、6年前に祖父が亡くなってからもリウマチの持病を抱えながら
それでもデイサービスに行ったりショートステイをしたりして外との関わりを持って、
それはそれは楽しそうに幸せそうに暮らしていた祖母。昔はこわかったんだけどね。

それがおととしかな、去年かな?
デイサービスの送迎の車が前方不注意で急ブレーキを踏んで、
その拍子に祖母は前に投げ出されて、ひざの骨を折りました。
それから歩くことができなくなって入院、その後も歩けるようにはならず福祉施設に入所。
リハビリをして一時は歩けるようになっていたんだけど、今年に入ってから体調を崩しがちになり
ここ3ヶ月くらい、何も飲まず食わず、点滴で栄養をまかなっていました。

5月のはじめに一度危なくなって、子ども4人と孫(私らね)数人が
覚悟して集まったんだけど、奇跡的に持ち直して今日(昨日か)まで来ました。
覚悟して行った5月のあの日、面会カードにばあちゃんの名前を書きながら、
もうばあちゃんの名前を書いて会いに来るのは最後かもしれないと泣きそうだったけど、
昨日までの間、何度も何度も面会カードにばあちゃんの名前を書けた。
具合がいい日もあれば、悪い日もあったけど、ときどき話したりもできた。
認知症だから名前はわからなかったりするんだけどね。それでもよかった。

この1週間くらい、具合がよくなくて、
元看護師だった母はもう覚悟したほうがいいって言ってて。

5日くらい前には、不思議なことが起きた。
夕方、両親が祖母のところに行っている時間、
私が晩ごはんをつくりながらハルと留守番していたとき。

台所に立つ私のそばに座って一人遊びしていたハルが突然掃き出し窓のほうに向かって
「もう、そっちに行っちゃダメでしょ!」「そっちはダメってば!」って言い出した。
どしたん?って聞いたら、「人がおる」って。
どんな人?って聞いたら、「ばあちゃん。病院のばあちゃん。」って。
「ここにおる」「あ、こっちに来た」って空間を指さす。
おっとーーーーと思いながら、そうなん、ばあちゃんどんな感じ?って聞くと、
「きれいなばあちゃん」って答える。

ハルは病院(施設)にいて具合悪そうに寝ている祖母の記憶しかないだろうに、
きれいなばあちゃんという言葉が出たから、これはばあちゃんが
ちょっとよそゆきの格好をして家に帰ってきたんだなぁって思った。
おしゃれさんだから、ちょっとかわいい服を着て、化粧でもして来たかな?

そしたらハルがみかんを指さして
「え、これがほしい?」「母さん、ばあちゃんがみかん食べたいってー。あげてもいい?」と言う。
いいよ、と答えたら、はいどうぞって渡すふりをして、
それから今度は隠してあったかりんとうを手にとって
「これも?」「ばあちゃんがこれも食べたいってー。いい?」と続ける。

みかんを食べたいがためにそう言ってるんじゃ?!(ハルはみかんが大好物)って思ったけど
みかんを食べようとはしないし、かりんとうもそこにあるのを知らなかったはず。
結局、かりんとうをばあちゃんと分けて食べんちゃい、と言ってあげたら、
お皿に入れて床に座ってハルが食べ始め、こんなことを言った。
「ばあちゃん、病院に帰ってから食べるんとー」。
それからしばらくして、ばあちゃんは帰ったらしい。たぶん、みかんとかりんとうを持って。

ああ、長いこと帰っていなかった我が家に、帰ってきたかったんだ、と思った。
ああ、よかったって。


祖母が亡くなって、明日(日付のうえでは「今日」)の夜がお通夜で、翌日が葬儀。
戸山のうちの地区では、家で葬儀をするのがまだ普通で、
地域の人が家族の食事をつくってくれたり祭壇に飾る花を和紙でつくったりしてくれる。
「がち」と呼ばれるまとめ役が全体の手配とかをしてくれて。

そして、うちの地区では、火葬も地域で行う。
集落の上のほう(うちから坂道をずんずん上ったところ)に共同墓地があって、
墓地の上のほうにちょっとした火葬用の施設があって、野焼きできるようになっている。
6年前の春、祖父が亡くなったときは、
葬儀が終わってからみんなで棺をみこしのようにかついで坂道を上り、
火葬するところに棺を置いて、わらを周りにたくさん置いて(やり方が決まってる)、
家族みんなで火をつけた。
そうして、一晩、地域の人が見守ってくれる中で火葬する。
山の間から、大切な家族を火葬している煙が空にのぼっていくのが見える。
翌日、お骨を拾って、灰のようになって拾えないぶんは家族が箒で掃きとり、
火葬場のすぐ裏の山に掘ってある穴に入れる。
その穴には、これまで亡くなった地域の人のお骨の灰が同じように重なって入っていて、
苔や小さな樹の芽が先客のお骨から顔を出している。
そこに、祖父の一部も入って、ふるさとの大地の一部になった。


祖母が亡くなって、悲しいけど、なんだかホッとした気持ちでもあるのは、
祖母が苦しみから解放されたことの安ど感ももちろんあるのだけれど、
家族だけでなく、これまでお世話になった地域の人みんなに世話をしてもらって、見送られて、
生き、暮らした土地の大地や空に還っていくのを知っているからだと思う。
まさにふるさとに一体になるんだ。

私には、戸山のお葬式は、幸せに見える。
煙になって、灰になって、空になり大地になり、
その一部がきっとまた地域の人のからだや野菜や米や森や川の一部になって、
ひとつになって廻っていく。

今は下の和室で眠っているばあちゃんも、もうすぐ、ふるさとに還っていく。
ホタルもたくさん飛ぶ、この季節に。
悲しいけど、なんだかうれしいのだ。


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

画伯

2011.06.16 21:52|かぞく・こども
ハルさん、3歳4か月、初夏。
こんな絵を描きました~。

sSBSH0316.jpg

目らしきもの、顔の輪郭らしきもの。
いつの間にこんな絵描けるようになったんだ。
母は教えてないぞー。

子どもが描く絵を大人の枠にはめたくないから、
「これ何?」「○○みたいねー」とは言わないようにしてるんだけど、
ハルさん自ら語ってくれました。
「これ、じいじ!」

…ハルの目には、こんなふうに見えているらしいです(笑)


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

ホタル舞う里

2011.06.16 21:39|咲とやまの自然・文化
6月の2週目くらいから、戸山でもホタルが飛びはじめました。

sSBSH0371.jpg

sSBSH0375.jpg

うーん。携帯のカメラではこれが限界。
本当は、ぽわんぽわんと蛍光色(うまいこと言うよね、と感心するほど蛍光色)があちこちで舞います。

うちは我が家の父がホタルの保護活動をしていて、ホタルが舞う季節に成虫をとってきて卵を産ませ、
孵化させて餌になるカワニナを与えて冬に川に放流して…ということをしています。
幼虫のうちいくらかは畑の隅の父特製ホタルビオトープで成虫になるときを待ちます。
で、5月の中旬の雨降りの晩には、幼虫が水中から陸に上がり、
畑の隅っこにもぐってサナギになるのです。
ホタルの幼虫も光るんですおー。
今年は幼虫の光もハルっちとともに拝ませていただきました。

さて、ホタル。
先週末から今週末あたりがたぶんピーク。
うちから歩いてすぐの川にかかる橋まで行って川下のほうをのぞめば、
ホタルの光がたくさん見られます。
玄関の電気を消せば、我が家の畑のまわりの木々にもホタルを見つけられます。
庭でホタルを見つけると、感慨ひとしお。
人間はホタルをそれはそれは愛でているけれど、もちろんホタルには人の営みなんて関係なく、
ただホタルのいのちをリレーするために日々何でもないこの瞬間にも愛の光を放っているのだなと。
ホタルのいのちの営みをただただ垣間見せてもらっているだけなのだ、ということに
何だか安心してしまうのです。


ランキングに参加しています。クリックでの応援お願いします。
新規就農、有機・オーガニックのサイトいろいろに出逢えます!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。